「できれば職業訓練を優先してください」


このセリフ、誰が言ったと思います??????


な、なんと、


「公共職業安定所(=ハローワーク)の職員」


が言ったそうです。


どういうシチュエーションでの話かというと・・・・・・

1ヶ月くらい先から開始される職業訓練の受講申し込みを

していた求職者が受講決定までの間、職安から紹介された仕事に

申し込んで採用が内定した直後に、職業訓練が受講できることに

なったときに言われたセリフだそうです。


先日、派遣の登録にこられた方ご本人の話なのですが

あまりに?????だったので、つい聞いちゃいました。



「え?職安が?


仕事に就くより??


訓練受けろって言ったんですか???」


正直絶句でしたね~。

「定職に就かせる」ことを第一目的としている公共職業安定所が

できれば、就職よりも職業訓練を優先して受けてくれ、って

言っちゃたわけです。


はぁぁぁ???


どういうわけ~???????


その登録者は派遣市場ではまさに大人気の年齢層20代半ば。

明るく好感の持てる、普通だったらスグにでも仕事が

決まりそうな人物。。。。


うーん。


どう考えるべきなんだろう???????


本人は内定を蹴って、職業訓練を5ヶ月受けたそうですけどね。


そんな話を家に帰ってだんなに話をしたら


「あ~、それはね・・・・・・」と説明をしてくれた。


その職業訓練は外部(民間の会社)に委託して決められた

予算を払ってやってもらう訓練とのこと。

その場合、


「30人で300万払うよ」


と民間の会社にお願いしたら

民間の会社では30人来るつもりで施設も講師料も考えた

予算どりで訓練を段取りするそうです。


たとえば、訓練受講予定者が就職が決まって

2人受講しない、となった場合でも


「28人になったから280万しか払わないよ」


とは行かないわけで、当初の話どおりそれでも

300万払わなければならないそうです。


対予算に対しての成果と言うか、

予定通りの費用で予定の人数が受講していることが

重視される、とのこと。

そんなわけで職業訓練の担当者は、就職するより

自分の持ち場である訓練を予定通りの人数で

はじめることに重きを置いてしまったりするらしい。


本末転倒、、、、、とはこのこと?



だんな曰く、(自分も公務員のくせにね)

「そういうもんなのよ、しょせんお役所だからさ」



あぁぁ。そうなんですかね~。

なんだかなぁ。。。なんだかなぁ。。。。


派遣の仕事を紹介していて、最近は仕事よりも

職業訓練を優先する人が多いことも気になっていた私。

十分スキルがあるのに、とりあえず


「仕事をしないで」手当てをもらえる


ということを優先してしまって手当てをもらい終わるまで

ホントは仕事する気ナッシング・・・・


「職業訓練がぁ・・2月までなので3月からの仕事をお願い♪」



いえいえ、あなたほどのスキルでしたらスグに仕事ありますよ。

って、そんな人でもそう言って就職の機会を損失?しています。




ま、私が失業しても同じことすると思いますけどね(苦笑)




でも、雇用保険って・・・・払う人がいくら居ても


払う人(職安)ともらう人(求職者)がこんなじゃいくらあっても

たりないんだろうなぁ。。。。。



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