著名な作家である城山三郎氏の訃報が報じられている。
最近はあまり読むこともなくなっていたのですが、
高校生当時、我ながら「乙女(?)に読む本じゃないわよね」と思いつつも
せっせとこの方の著書を読んだ記憶がよみがえる。
一番好きだったのは、「男子の本懐」
他にも
「素直な戦士たち」
「雄気堂々」
「ある倒産」
「辛酸」
「黄金の日々」
「成算あり」
「落日燃ゆ」
「官僚たちの夏」
「鼠 鈴木商店焼打ち事件」
「男たちの好日」
「梅は匂い 人はこころ」
「当社別状なし」
確かに読んだと記憶があるものだけでもこれだけはある。
20年近く前のことだから、正直詳しい内容を忘れたものもあるが
どれもこれも、当時の私にはいろいろ考えさせられるものがあった。
最近、すっかりご無沙汰だったくせに、訃報に際して
「これでもう新しい作品は読めないんだ・・・」
と思うと悲しいような気分になる。
ご冥福をお祈り申し上げます。