ご報告が遅くなりましたがペルセウス座流星群(詳しくは国立天文台のサイトでどうぞ
)を見てきました!
いやや・・・・
しょぼい写真をアップしてすみません。流星は全然写ってません。
ナンダカンダ言いつつ、カメラ(今回はCANON EOS Kiss Digital N)を持って行ったのは
いいのですが・・・大きな失敗しました。
夜、そして星の写真を撮るには絶対に必要な「三脚」を忘れました(涙)
私は、バカです。
唯一、これさえあれば、もしかしたら写真きちんと撮れる可能性もあったかもですが、
三脚無いと未熟者の私にはほとんど天体写真は無理です。
ていうか、いいんです、写真撮りに行ったわけじゃないから・・・
と、一人突っ込みでブツブツ言っててすみません。
上の写真は道路にボンとカメラを置いて、撮ったもの。
それも、デジタルカメラで長時間露光なんてしたことないので、カメラの操作すらわからなかったのがホントです(涙)
とりあえず、マニュアルで露光時間30秒が選べたのでそれで撮りました。
バルブの使い方さえ忘れてた~。(そんな自分がかなり悔しい・・・)
あー、写真についてのブツブツはもういいですね。
当日の様子をこの後書いてみます。
++++++++++
家を出たのは、23:30ころ。
一路、日光へ!
日光街道をひたすら北上していく中、最初に叫び声をあげたのは6歳にして、夜が強くて
(なかなか寝てくれなくて、という意味で(笑))親に悲鳴をあげさせている長男坊。
走行中の車の窓を開けて、空を見上げ、
「おとーさん、おかーさん、すごい、すごいよ。星がいっぱいだ!!!」
うふふ、長男よ。
すごいだろ~、でもね、まだここ日光市内だよ・・・・。
と思っていた私。
だけど、ホント、日光の市内でも全然宇都宮よりも星がきれいです。
そこからいろは坂に入り、とりあえず最初に明智平に入り、最初の停車。
車から出て、最初の一声は
「うわ~っ」
でしたね。
はっきりと天の川が肉眼で見えます。
天の川見るの何年ぶりだろう・・・。家から小一時間でこんなに星が見えるとは!!
この時点で0:30ころ。
長男坊はさすがに限界を超してきたのか異常にハイテンション。
「うわー、うわー!!すげー、すげー!!」
「星がいっぱい、いっぱいだよ!おかーさん!!」
「きれいだね~、うわ~!!」
ココでは車で寝ていた次男坊もかろうじて起きて
「すごいね~、お星様、たくさんだ!!」
と喜んでいました。
しかし、ですね。
明智平は、私的にNG、というか、確かにきれいなんですが、天文ファンだったら確実にNGの場所です。
何故なら!
駐車場の電灯が明るすぎるんです。
ここですっかり満足しているダンナに、
「はい、じゃ、もっと上にお願い!」
と当たり前のように指示して、更に上へ!
そして、一路戦場ヶ原へ!
戦場ヶ原に着くと、なんと霧が(涙)
前すら、数mしか見えません・・・・・・・・・。
ただ、そこではUターンが出来ないため、戦場ヶ原の一番奥の駐車場まで行くか、ということになったのですが、なんと奥の方は霧が晴れています。
ほんの数百m?数Km?のことなのに、この違い、これが自然の不思議ですよね。
「よっしゃ!ココで見よう!」
ということで駐車場に入っていくと、この時間にはおよそ考えられないような車の数!
おお!やはり、天文ファンはココか!!!
と、思った瞬間・・・
「さっさと駐車出来るスペース決めて、車のライト消して!」
「今、私たちはここでは世にも迷惑な奴らよ!!」
と反射的にダンナに叫んでいた私。
どうしてかというと、早々たる望遠鏡やら、カメラやらを並べている人たちがたくさんいたんです。
上でもちょっと書きましたが、天文写真というのは暗ーい中でわずかな光である星をとるのでカメラのシャッターを長時間開きっぱなしにして、そのわずかな光を拾うのですが、
そこに車のライトのような明るい光が入ってくると、一瞬にしてその写真は真っ白、という
ことがおきかねないのです。
そそくさと駐車場の奥へ行き、車外へ。
もう、ですね。
ため息しか出ませんでした、ホント。
星が降ってくるようです。
街にいると、明るい星しか見えないので、星座をたどるのは簡単なんですが、こう星がたくさんあって、それもどれもこれも明るく見えるとブランク長すぎ未熟者エセ天文ファンの私には星座をたどることすら難しくなってきます。
しかし・・・・ほんとにきれいでした。
こんなにきれいに見えるとは思ってもみませんでした。
独身のときにこんなところに連れてこられたら、それだけでも落ちそうな(何が?)・・・・。
何とも言えないような星空でした。
ただですね・・・ここ、下界と違うことがひとつ。
「寒い」んです。
下界は猛暑で熱帯夜なのに・・・とにかく寒いんです。
がっつり天文ファンと見られる人たちは、寝袋に毛布、持ってきて着込んでます。
もしや、と思って子供の長袖トレーナーは持ってきたんですが、親である私とダンナは全くの無防備、ホント無防備です(涙)
でも、ここまで来て、流星を見ないで帰るわけには行きません!!
耐えること約2時間・・・・。
ピークを一日過ぎていたので、「バンバン飛ぶ」という感じじゃないにしても普通では考えられないくらいの明るい流星が、ぴゅー。ぴゅー。と飛びます。
少なくとも私が見られただけでも5分に1回は飛んでいたと思います。
自分がキャッチできなくても、駐車場のいろいろなとこから
「あ、とんだ!」
「おおっ」
「あ!」
とか、あちこちから声が上がるので、見逃しているものがあるのも良くわかります(笑)
次男坊は戦場ヶ原に着いたときはすでに眠りの国の住人。
ダンナは小一時間付き合って、寒さに耐え切れず車内へ。
そして。。。長男坊は2時半まで私に付き合って、夜空を見上げ、流れ星を見ては
「おお~!!」
と声を上げてました。
こんな時間に起こしてていいんだろうか?と複雑な気分ではありましたが、それでも
この光景を息子と楽しめてやっぱり嬉しかったりしました。
何事も経験!
お金がたくさんかかることはあまりさせてあげられないけど、こういう体験だったらいくらでもさせてあげられるわけですから、今回長男坊にだけでもこの流星群を見せてあげられてホント良かった!と思う私です。
長男坊よ、純粋な目で夜空を見上げる貴方の横で
「金持ち、金持ち、金持ち・・・・・・」
と邪まな星へのお願いをつぶやいていた母を許せよ!
そして、君が大人になったら、彼女を連れてくるといいよ(笑)
++++++++++
そんなこんなで、たくさん霜降り脂肪がついた私の身体が芯から冷え切る頃
「そろそろ、帰らせて~」
というダンナの呼びかけで帰ってきました。
いや、寒かった~。
寒かったけど、きれいだった・・・・。
満足、満足!!!の一夜でした!!
次の大きな流星群は、12月のしし座流星群だったと思いますが・・・・・
12月の深夜の戦場ヶ原、かなりの装備をしていっても凍えそう、ですね。
むーん。
つぎの天文イベントは、今月28日の月食です。
興味がある方は、是非!
++++++++++
一般の、天文ファンじゃない方には馴染みが無いと思いますが、年鑑の天文イベントが掲載されている天文年鑑 という本が毎年出ています。
(天文のイベントって、ほんとに大きいものはTVなどでも取り上げられますが、それ以外もいろいろ起きています。)
いやや・・・・
しょぼい写真をアップしてすみません。流星は全然写ってません。
ナンダカンダ言いつつ、カメラ(今回はCANON EOS Kiss Digital N)を持って行ったのは
いいのですが・・・大きな失敗しました。
夜、そして星の写真を撮るには絶対に必要な「三脚」を忘れました(涙)
私は、バカです。
唯一、これさえあれば、もしかしたら写真きちんと撮れる可能性もあったかもですが、
三脚無いと未熟者の私にはほとんど天体写真は無理です。
ていうか、いいんです、写真撮りに行ったわけじゃないから・・・
と、一人突っ込みでブツブツ言っててすみません。
上の写真は道路にボンとカメラを置いて、撮ったもの。
それも、デジタルカメラで長時間露光なんてしたことないので、カメラの操作すらわからなかったのがホントです(涙)
とりあえず、マニュアルで露光時間30秒が選べたのでそれで撮りました。
バルブの使い方さえ忘れてた~。(そんな自分がかなり悔しい・・・)
あー、写真についてのブツブツはもういいですね。
当日の様子をこの後書いてみます。
++++++++++
家を出たのは、23:30ころ。
一路、日光へ!
日光街道をひたすら北上していく中、最初に叫び声をあげたのは6歳にして、夜が強くて
(なかなか寝てくれなくて、という意味で(笑))親に悲鳴をあげさせている長男坊。
走行中の車の窓を開けて、空を見上げ、
「おとーさん、おかーさん、すごい、すごいよ。星がいっぱいだ!!!」
うふふ、長男よ。
すごいだろ~、でもね、まだここ日光市内だよ・・・・。
と思っていた私。
だけど、ホント、日光の市内でも全然宇都宮よりも星がきれいです。
そこからいろは坂に入り、とりあえず最初に明智平に入り、最初の停車。
車から出て、最初の一声は
「うわ~っ」
でしたね。
はっきりと天の川が肉眼で見えます。
天の川見るの何年ぶりだろう・・・。家から小一時間でこんなに星が見えるとは!!
この時点で0:30ころ。
長男坊はさすがに限界を超してきたのか異常にハイテンション。
「うわー、うわー!!すげー、すげー!!」
「星がいっぱい、いっぱいだよ!おかーさん!!」
「きれいだね~、うわ~!!」
ココでは車で寝ていた次男坊もかろうじて起きて
「すごいね~、お星様、たくさんだ!!」
と喜んでいました。
しかし、ですね。
明智平は、私的にNG、というか、確かにきれいなんですが、天文ファンだったら確実にNGの場所です。
何故なら!
駐車場の電灯が明るすぎるんです。
ここですっかり満足しているダンナに、
「はい、じゃ、もっと上にお願い!」
と当たり前のように指示して、更に上へ!
そして、一路戦場ヶ原へ!
戦場ヶ原に着くと、なんと霧が(涙)
前すら、数mしか見えません・・・・・・・・・。
ただ、そこではUターンが出来ないため、戦場ヶ原の一番奥の駐車場まで行くか、ということになったのですが、なんと奥の方は霧が晴れています。
ほんの数百m?数Km?のことなのに、この違い、これが自然の不思議ですよね。
「よっしゃ!ココで見よう!」
ということで駐車場に入っていくと、この時間にはおよそ考えられないような車の数!
おお!やはり、天文ファンはココか!!!
と、思った瞬間・・・
「さっさと駐車出来るスペース決めて、車のライト消して!」
「今、私たちはここでは世にも迷惑な奴らよ!!」
と反射的にダンナに叫んでいた私。
どうしてかというと、早々たる望遠鏡やら、カメラやらを並べている人たちがたくさんいたんです。
上でもちょっと書きましたが、天文写真というのは暗ーい中でわずかな光である星をとるのでカメラのシャッターを長時間開きっぱなしにして、そのわずかな光を拾うのですが、
そこに車のライトのような明るい光が入ってくると、一瞬にしてその写真は真っ白、という
ことがおきかねないのです。
そそくさと駐車場の奥へ行き、車外へ。
もう、ですね。
ため息しか出ませんでした、ホント。
星が降ってくるようです。
街にいると、明るい星しか見えないので、星座をたどるのは簡単なんですが、こう星がたくさんあって、それもどれもこれも明るく見えるとブランク長すぎ未熟者エセ天文ファンの私には星座をたどることすら難しくなってきます。
しかし・・・・ほんとにきれいでした。
こんなにきれいに見えるとは思ってもみませんでした。
独身のときにこんなところに連れてこられたら、それだけでも落ちそうな(何が?)・・・・。
何とも言えないような星空でした。
ただですね・・・ここ、下界と違うことがひとつ。
「寒い」んです。
下界は猛暑で熱帯夜なのに・・・とにかく寒いんです。
がっつり天文ファンと見られる人たちは、寝袋に毛布、持ってきて着込んでます。
もしや、と思って子供の長袖トレーナーは持ってきたんですが、親である私とダンナは全くの無防備、ホント無防備です(涙)
でも、ここまで来て、流星を見ないで帰るわけには行きません!!
耐えること約2時間・・・・。
ピークを一日過ぎていたので、「バンバン飛ぶ」という感じじゃないにしても普通では考えられないくらいの明るい流星が、ぴゅー。ぴゅー。と飛びます。
少なくとも私が見られただけでも5分に1回は飛んでいたと思います。
自分がキャッチできなくても、駐車場のいろいろなとこから
「あ、とんだ!」
「おおっ」
「あ!」
とか、あちこちから声が上がるので、見逃しているものがあるのも良くわかります(笑)
次男坊は戦場ヶ原に着いたときはすでに眠りの国の住人。
ダンナは小一時間付き合って、寒さに耐え切れず車内へ。
そして。。。長男坊は2時半まで私に付き合って、夜空を見上げ、流れ星を見ては
「おお~!!」
と声を上げてました。
こんな時間に起こしてていいんだろうか?と複雑な気分ではありましたが、それでも
この光景を息子と楽しめてやっぱり嬉しかったりしました。
何事も経験!
お金がたくさんかかることはあまりさせてあげられないけど、こういう体験だったらいくらでもさせてあげられるわけですから、今回長男坊にだけでもこの流星群を見せてあげられてホント良かった!と思う私です。
長男坊よ、純粋な目で夜空を見上げる貴方の横で
「金持ち、金持ち、金持ち・・・・・・」
と邪まな星へのお願いをつぶやいていた母を許せよ!
そして、君が大人になったら、彼女を連れてくるといいよ(笑)
++++++++++
そんなこんなで、たくさん霜降り脂肪がついた私の身体が芯から冷え切る頃
「そろそろ、帰らせて~」
というダンナの呼びかけで帰ってきました。
いや、寒かった~。
寒かったけど、きれいだった・・・・。
満足、満足!!!の一夜でした!!
次の大きな流星群は、12月のしし座流星群だったと思いますが・・・・・
12月の深夜の戦場ヶ原、かなりの装備をしていっても凍えそう、ですね。
むーん。
つぎの天文イベントは、今月28日の月食です。
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