先日の土曜日、長男坊の保育園の卒園式でした。

2歳で保育園に入れてから、4年9ヶ月。
朝泣かれたりして、長男坊も私もお互いにしんどい時期がありましたが
無事卒園となりました。

次男坊は、本当に小さい頃から悟ったような穏やかな子で何の問題もなく育っているのに対し、
長男坊は入園当初から問題児。
担任の先生から長い手紙をいただいたこともありました。

あまりの乱暴さに広範性発達障害の疑いを持たれたことさえ・・・(^^;)。

いまでも他の子よりは手が出る回数が多い長男坊ですが、年齢が進むにつれ
いろんなことに積極的に取り組むようになり、また、普通よりも早く字が読めるように
なったこともあり、本も自主的にたくさん読んで、卒園パーティでは「物知り博士です」
と紹介されたりして、ちょっと嬉しいサプライズでした。

担任をしてくれた先生も
「彼とは本当にたくさん話をしながら卒園まで来て、思い出深い子なんですよ」と。

順調に育ってきている次男坊に比べると、長男坊の子育ては私自身頭を痛めることが
多かったのですが、いまでは(親ばか入りますが)頼りがいのある年長さんに育って
くれたと自負しています。

私の子育ての目標は「インドの子供に負けないたくましい子」
私が以前インドに行ったとき、すでにこのくらい年齢の子供が観光客相手にモノを売ったりして
働いていました。
環境が違うので同じ物差しでは計れませんけど、いざとなれば自分で考えてそういうことも
できる子になって欲しい、そんな気持ちです。
そんな私の気持ちにこたえてくれるかのように、実に逞しく、自分で考える力を持った子に
育ってくれたと思います(親ばか)

ダンナと私、2人だけでの子育てではそうはいかなかったはず。
難しい長男坊をあたたかく見守り、その個性を育ててくれた保育園の先生方。
乱暴な長男坊を仲間はずれすることなく接してくれた、同じクラスの友達。
そんな回りの人たちの力で、動物だった長男坊が「ヒト」に変わっていったように思います。
本当に本当に心から感謝です。

情けない話ですが、卒園に当たって長男坊本人はすでに心は小学校に向かっているのに
親である私が保育園に未練たらたらでしようがありません。
いつまでもこの園の中で育っていって欲しい気がして・・・。

そんなことできるわけもないのに・・、ですね(笑)

長男坊は4月から、いまよりもちょっとだけ広い世界に漕ぎ出します。
また後で書きますが、私自身も4月には1年生です。

きっとまた、あーでもないこーでもないと長男坊とやりあう日々が続くんだろうと思います。
でも、いまはとりあえず、無事にココまで育ってくれた我が家の問題児、長男坊の成長を
回りの方に感謝しつつ、素直に喜びたいと思います。

ヒト一人が育っていくということは、本当に多くの人の手助けをもらっていくんだ、
と実感です。
本当に本当に、ありがとうございます。

そして、長男坊よ。また4月から頑張ろうね。


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