EPSON PX-5600 のモニター記事も3本目となりました。

今日の記事を書く前にまずご報告というか、書いておきたいことが!!
実は当初の予定では、このPX-5600週明け早々にも返却の予定だったのですが
先日連絡メールがきて、20日前後までお借りできることになりました!!


今回うっかりしていたのですが、モニター期間がどっぷりただいま通学中の専門学校の
試験期間となって、使い倒せないかも!とどんよりしていたので、小躍りしちゃうような
気分でした!
ありがとうございます!EPSONさん 、そして、モニター企画に参加させてくださった
Cyber Buzzさん!!



そして、うれしいことがもう一つ!

先日、PX-5600が送られてきたときに同梱されていなかったので、すっかり諦めていた
月光というフォトペーパーが後日送られてきました。


月光コレクション A4サイズ

お試しパックのようなものなので枚数は少ないのですが、銀塩写真時代にこの上もなく
愛した印画紙のシリーズ。


今回もあの締まった黒を再現してくれるのかと思うと嬉しい限りです。
デジタル用の写真ペーパーとして、引き続き月光ブランドを提供してくれている
三菱製紙さんには足を向けて寝られません?。


このGEKKOコレクションですが・・・・


・印画紙 / 微粒面光沢  2枚
・画材用紙/光沢 2枚
・バライタ調紙 / 滑面光沢 2枚
・印画紙 / 滑面無光沢  2枚


という品揃え?です。

バライタですよ、バライタラブラブ

デジタルから写真を始めたり、モノクロを自分の手で焼いたことのない人にはなじみのない
言葉だと思いますが、一度その世界に触れたことのある人には既に郷愁のような気持ちに
させられる「バライタ」。『調』がつきますけど、とてもうれしいです!!


さて、いよいよプリントしてみたいと思います!

ペーパー差し込み

まず、紙をセット。
A4サイズくらいだと、それほど差し込みにくさは感じないですね。
先日のイベントのときのようにノビサイズだとなんとなく気を使ったのですが、
馴染みのあるサイズだからそう感じたのでしょうかね~?


さて、せっかくですので早速プリントしてみました。


今日、使ったのはGEKKO コレクションのうちのブルー・ラベル(印画紙 / 微粒面光沢)。

写真(データはカラーのもの)を選んで、プリンタのプロパティ画面よりモノクロへの変換を行います。

プロパティ画面


上の画面の左上のほうに カラー (C)という項目があって、そこを 『カラー』 から画面のように

モノクロ写真

とすれば、カラーデータがそのままモノクロになります。
すごく簡単です。

もちろん細かい設定がしたい方は、PhotoShopなどの画像編集ソフトを使ってのモノクロ変換をして、

そのあとプリントというのも可能です。

他の設定は、上から


・用紙種類の設定
・カラー(これは上に書いたもの)
・印刷品質(高精細、超高精細、詳細設定から選べます。詳細設定は自分でカスタマイズ可)
・色補正 (自動 / 温黒調、冷黒調、純黒調、セピア、他にユーザー設定があったカスタマイズ可)


あとは、用紙サイズや給紙サイズを選んだら『OK』を押すだけ!

銀塩写真だと、同じものをカラーでもモノクロでも撮りたいと思ったら、
2台カメラを持ち歩くか、そうでもなければフィルムを入れ替えるか?という面倒なこと
だったのですが、こんなに簡単にそれもきれいにモノクロにデータ変換できるのは
デジタルデータだからこそですね。



そして、出来上がったのがこれ。

先日のイベントのときにも思ったのですが、いまはデジタルデータでインクジェットプリンタで
こんなに再現性があるんだなぁとまたしみじみ。

銀塩時代だと撮影後に…

  1. フィルム現像
  2. 印画紙プリント
  3. 印画紙現像
と、手順があって、どこでミスっても(特にフィルム現像)思ったような諧調がでないもの
でしたが、今日出力したプリントはそーんなことは全然気にしないで、ポンっとタブを
カラーからモノクロ写真に切り替えただけで、こんなに簡単にきれいにできちゃうんですもん。
なんだか、隔世の感がありますです。
紙も、厚みがあって、なんというかこう、満足感のある質です。

そして、前回のレポートにも書いたのでしつこいかもしれませんが、出力の際の音が静かです。

あと、少し残念というか、こうだったらな~という希望も一つ!
ブラックインクの入れ替えが面倒です。
プリントする内容によって、画面で『切り替えて』と指示されるのですが、
いちいち入れ替えが面倒。

そして、それに増して、入れ替えた際にプリンタにセットしていないインクの保存。
取扱説明書には、買ったときと同じ環境で供給孔部を下向きか横向きにして保存してくださいと
ありますが…。
実は、取扱い説明書をちゃんと読んでなかったので(苦笑)、供給孔部からインクが
漏れるような気がして、これを上にしばらく保管していたフォトブラックのインクが
入れ替えても認識されなくなりました(涙)。
メッセージには「もうインクがないかもね」みたいなメッセージが出ましたが、間違いなく
インクは残っているはず(あまり、使い倒してなかったので)なのに、です!!

その上、入れ替えごとにヘッドクリーニングが全色に行われるというシステムなので、
インクが安くないのに、これもちょっと悲しいシステムだなぁと思っています。
いっそ、最初から9色全部セットしておけて、プリンタのほうでどちらのブラックインクを
使うかの選択をしてくれたらいいなと思います。
ていうか、何で今そうなっていないのかなぁ?と思ってみたり。

このプリンタ、使っていて楽しいのですが、いまのところ唯一最大の欠点(私にとって)は
このブラックインクの取り換えでしょうか?
ものとしての作りこみ段階で、何故こんな方法にしたのかなぁと考えちゃいます。

とはいえ、ほかの機能は十分すぎる内容です!
ぐあ~、試験が月曜日に終わるので、そうしたら使い倒したいです!!
楽しみなような、いまできないのが悔しいような・・・・・。

次は、残りのGEKKペーパーを使い倒して、その次はA3ノビサイズに・・・と野望だけが
次々と頭をよぎっています。

エプソン プロセレクションブログ ( http://proselection.weblogs.jp/)